WordPress3.5.1 を CentOS5.3 にインストール -Apache2.2+PHP5.4+Mysql5.5

WordPress3.5.1 を CentOS5.3 に一からインストールしたときのメモです。
主に、PHP5.4とMysql5.5のインストール部分について。
Apahche2.2はデフォルトでインストールされています。

CentOSダウンロード&セットアップ

http://www.thoughtpolice.co.uk/vmware/
32-bit: centos-5.3-i386-server.zip, 963M
用途に合わせてVMをダウンロード。

  • インターネットが利用できるように設定します。
  • firewallはデフォルトでsshしか通さないようになっているので、WWW(HTTP)を許可します。

リポジトリ追加

CentOSに標準で用意されていないパッケージをインストールする場合には、リポジトリを追加します。
今回は、PHPMySQLの新しいバージョンをインストールするために以下のように追加します。

# rpm -ivh http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
# rpm -ivh http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/5/i386/ius-release-1.0-11.ius.el5.noarch.rpm

CentOSが32bit版なので、32bit版のものを指定して追加しました。64bitの場合は読み替えてください。

Mysql5.5インストール

普通にmysqlをインストールしてしまうと、CentOS5.3だとMySQL5.1がインストールされてしまいます。
バージョンを指定してインストールします。

# yum install mysql55
# yum install mysql55-server

次に設定ファイルを編集

# vi /etc/my.cnf

mysqldのところに以下文字コードについての設定を追記。

[mysqld]
character-set-server=utf8

mysqldを再起動。

# /etc/rc.d/init.d/mysqld restart

mysqldの自動起動設定。

# chkconfig mysqld on
# mysql

最後に、インストールされたパッケージを確認。

# rpm -qa | grep mysql

以下のとおり。

mysql55-5.5.31-1.ius.el5
mysqlclient15-5.0.92-3.ius.el5
php54-mysql-5.4.15-1.ius.el5
mysql55-libs-5.5.31-1.ius.el5

PHPインストール

バージョンを指定してインストール。

# yum install php54
# yum install php54-mysql

インストールされたパッケージを確認。

# rpm -qa | grep php

以下のとおり。

php54-cli-5.4.15-1.ius.el5
php54-pdo-5.4.15-1.ius.el5
php54-5.4.15-1.ius.el5
php54-mcrypt-5.4.15-1.ius.el5
php54-gd-5.4.15-1.ius.el5
php54-mysql-5.4.15-1.ius.el5
php54-common-5.4.15-1.ius.el5
php54-mbstring-5.4.15-1.ius.el5

apacheを再起動

# /etc/init.d/httpd restart

WordPressをAapacheに配置

WordPress自体は、zipファイルをダウンロードしてきて、解凍したファイルをAapacheのドキュメントルートに配置するだけです。
そして
http://[hostmame]/wordpress/
へアクセスすると、wordpressのセットアップ画面が表示されます。